近年、爆発的な人気となっている「アイアン家具」。
以前流行していた「北欧家具」とは異なり、無骨で荒々しい個性的なアイテムが多いのが特徴。
一見合わせにくいインテリアのように感じますが、アイアン家具の"濃い色味"には、部屋の雰囲気を引き締めてくれる効果があるため、取り入れ方によって部屋をカフェのようなおしゃれな空間へと変化ることができます。
という訳で今回は「無骨で個性的なアイアンテレビボード」を紹介したいと思います。
どれもクオリティの高い仕上がりとなっているので、アイアンを使ったテレビボードをお探しの方は是非参考にしてみてください。
無骨で個性的なアイアンテレビボード【8選】
Dichotomic ディコトミック 無垢古材スクラムフレームテレビボード
「幅80~150×奥行40×高さ42cm」
建築現場などで実際に使われていた足場板を使った「Dichotomic / ディコトミック」のアイアンテレビボード。
オリジナル鉄脚の「スクラムフレーム」に天板を差し込み組み立てます。
シンプルながらもユニークな構造なので、珍しいTVボードを探している方に特におすすめ。
天板は元々"足場板"のため非常に頑丈で、使用過程でできた"傷や染み"などの荒々しい古材の味わいを楽しめます。
もちろん表面は職人が一枚一枚丁寧にヤスリをかけ、天然由来のオイルワックスで塗装しているため、手触りは想像以上。
そして、リーズナブルな価格も魅力の一つです。
Dichotomic ディコトミック プレートレッグテレビボード
「幅80~160×奥行・高さ40cm」
"支柱と横壁"を兼ねたアイアンプレートが特徴的なテレビボード。
各脚は1枚のプレートを曲げて形作っています。
目立ち過ぎないシンプルな四角形のフォルムで、アイアンや古材で整えたヴィンテージなお部屋にぴったり。
横から見るとアイアンの面積が大きめですが、正面からはすっきりとした姿なので圧迫感もなく、天板のカラーによってはより落ち着いた雰囲気も演出できます。
Dichotomic ディコトミック プレートレッグテレビボード -ガルバナイズド-
「幅80~160×奥行・高さ40cm」
上記「プレートレッグテレビボード」のアイアン部分を、「ガルバナイズド塗装」で包んだ意欲的な作品。
"ガルバナイズド塗装"とは、ムラのあるシルバー系塗装のことで、サビに非常に強いのが特徴。
写真のように、明るめの天板カラーとの組み合わせに向いているため、カジュアルな雰囲気におすすめです。
Dichotomic ディコトミック エフクランプマルチテレビボード
「幅80~160×奥行40×高さ41cm」
エフクランプレッグのクランプ部(天板受け)を2ヶ所に増設して高さを下げたオリジナル鉄脚、「エフクランプマルチレッグ ロータイプ」で組み立てたテレビボード。
やや揺れやすいのがエフクランプレッグの欠点ですが、本商品は高さも低く、天板2枚を4本の脚でしっかり挟み固定しているので、安定性の心配は一切いりません。
また、脚先にキャスターを取り付けることも可能なので、移動のさせやすさを重視する方は検討してみてはどうでしょうか。
TVに加え、おしゃれな植物や雑貨、収納ボックスと一緒にお使いください。
CRASH GATE クラッシュゲート Knot antiques ノットアンティークス DIXIE ディキシー
「幅98~148×奥行45×高さ38cm」
「CRASH GATE クラッシュゲート」から発売されている、無骨でシンプルなデザインが特徴的なアイアンテレビボード。
製造元は「Knot antiques ノットアンティークス」と呼ばれる"古材の個性"を活かした家具を展開しているブランドで、荒々しい雰囲気が持ち味。
天板には"割れや穴"などが開いているモノもありますが、ヴィンテージな質感を個性として捉えることで、新しい素材では味わうことができない深いテイストへと昇華させています。
無傷で綺麗なテイストを求める人にはおすすめできませんが、渋みのあるテレビボードを探している人であれば気に入るアイテムではないでしょうか。
Joker ジョーカー テレビボード
「幅90~120×奥行・高さ40cm」
「無垢杉古材」を使ったアイアンテレビボード。
古材のため、"傷や染み"などがありますが、経年変化を楽しめるヴィンテージ感の強い天板に仕上がっています。
ただ、板間に若干の隙間があるので、その点のみ注意が必要。
脚には、細いですがしっかりとしたアイアンパイプを使っているため、ブラックで引き締まった雰囲気のTVボードをお探しの方におすすめです。
SQUARE スクエア アイアンテレビボード
2段「幅160×奥行・高さ40cm」
3段「幅160×奥行40×高さ45cm」
こちらも「無垢杉古材」を使ったアイアンテレビボード。
普通、天板は正面に向かって横方向に並べることが多いのですが、このTVボードは珍しく板を"縦"に並べています。
そのため、使用する板の枚数が増え、"傷・凹み・ペンキ跡"といった古材一枚一枚の個性がよく目立つ天板となっています。
かなり荒い仕上がりなので、古材の特性に理解のある方におすすめします。
Heart-Box Factory ハートボックスファクトリー アイアンテレビボード
「幅120×奥行45.5×高さ46cm」
「無垢オーク材」を使ったアイアンテレビボード。
アイアンTVボードと言ってもアイアンは脚のみ。
全体的に木の温もりが強い印象を受けます。
棚も均等に"4分割"されており、整いのある落ち着いた雰囲気で目立ち過ぎないTVボードを探している方におすすめです。
ikp イカピー テレビボード
「幅150~180×奥行42×高さ40cm」
「イカれた大人がイカした家具を創造するプロジェクト」というテーマを掲げるブランド「ikp イカピー」から販売されているアイアンテレビボード。
天板に使われているのは建築現場で実際に使われていた「杉古材」。
ペンキが飛び散った跡を敢えて消さずに残し、インダストリアルなテイストを強く表現しています。
それでいて、"洗浄・ヤスリ掛け"などの作業工程がしっかりと行われているため、見た目とは裏腹に手触りの良い質感に仕上がっています。
粗雑で荒々しいテイストのアイアンTVボードです。
まとめ
アイアンを使ったテレビボードは、インダストリアルな見た目に仕上げるブランドが多く、男性的なデザインになる傾向にあります。
アイアンの持つ「深い黒色」や「古材の独特な風合い」は、お部屋の雰囲気を引き締め、雑誌でみる「カフェのような空間」へ変化させてくれるといった効果が期待できます。
また、男性にばかり好まれていると思われがちなアイアン家具や古材ですが、最近では女性からの人気も高まってきており、雑誌などでも数多く取り扱われています。
北欧家具のような落ち着いた綺麗なテイストも良いですが、「雑多でおしゃれな部屋を目指したい」といった人にアイアン家具は非常におすすめできるアイテムなので、是非あなたの部屋のインテリアにも取り入れてみてください。