テーブル脚 / DIYパーツ

クランプ鉄脚特集 | 手でクランプ(絞める)するだけで固定できるアイアン脚

投稿日:2017年8月18日 更新日:

クランプ鉄脚特集

DIYブームと共に「男前インテリアブーム」が到来し、ますます需要が高まってきているアイアン家具。

アイアンフレームを使ったアイアン家具は、海外のようなおしゃれな空間を気軽に演出できるアイテムとして人気があります。

そこで今回紹介したいのは、手でボルトを締めるだけで固定できてしまう「クランプ鉄脚」

板さえあれば誰でも簡単に組み立てることができる全く新しいテーブル脚で「テーブルをDIYで製作したい」という人から高い支持を受けています。

一昨年の途中までは海外の「FLOYD / フロイド」というブランドでしかクランプ鉄脚の販売は行われていませんでしたが、一昨年の秋ごろから日本のアイアン家具ブランド「Dichotomic / ディコトミック」が発売したことをきっかけに、様々な企業が製作に乗り出してきています。

というわけで今回は、「現在国内で購入することができるクランプ鉄脚」の全商品を見比べて見たいと思います。
※「Interior *ALL Design Project」サイト調べ

「クランプ鉄脚を探している」人は是非参考にしてみてください!

 

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国内で購入することができるクランプ鉄脚特集

Dichotomic FCLUMP LEG エフクランプレッグ

エフクランプレッグ

まず最初に紹介するのは、2015年9月に日本で最初に販売を開始された「Dichotomic」のオリジナルクランプ鉄脚「FCLUMP LEG / エフクランプレッグ」です。

クランプ鉄脚の元祖「FLOYD LEG / フロイドレッグ」とは違い、インダストリアルなテイストのデザインに仕上がっているため、シンプルながらも存在感の強いテーブルに仕上げることができます。

シンプルなデザインが特徴

「手でボルトを締めるだけ」という固定方法は、「家具の組み立てが苦手」といった人でも安心。

また、「貴重な1枚板だから傷を入れたくない」といった人や、「自分でオリジナルのテーブルを造りたい」といった人にもおすすめできるテーブル脚です。

天板を挟むだけのアイアン脚

ダイニングテーブルからデスクまで、幅広く使えるクランプ鉄脚となっており、シンプルな使い心地を求める人におすすめしたいテーブル脚ですね。

「ハイタイプ」「ミドルタイプ」「ロータイプ」「ミニマム」の4つの高さから選ぶことができるので、椅子の高さに合わせてテーブルの製作を考えている人にもおすすめとなっています。

 

Dichotomic CRUTCH LEG / クラッチレッグ

安定感のあるアイアン脚

こちらも「Dichotomic / ディコトミック」から発売されているクランプ鉄脚。

上で紹介した「FCLUMP LEG / エフクランプレッグ」とは違い存在感のあるデザインが特徴。アイアン(鉄)のゴツゴツとした風合いを出しつつも、抜け感のあるデザイン性となっているので、ダイニング空間を狭く感じさせない綿密な計算が行われています。

安定性に優れる鉄脚

また、天板の角を面で捉えることで安定性が高まるため、揺れが気になる人にもおすすめ。クランプ鉄脚の中ではもっとも安定感のあるテーブル脚に仕上がっています。

写真は「Dichotomic ディコトミック」で販売されている天板との組み合わせですが、古材を使った天板との相性が非常に良く、DIYで製作した荒いテイストの天板でもおしゃれに仕上げることができます。

少し価格が高いのが欠点ですが、実用性とデザイン性の両方を手に入れたい人におすすめのクランプ鉄脚となっています。

 

DIY FACTORY テーブル用アイアン脚 クランプタイプ

フロイドに似たデザインのテーブル脚

こちらは、DIYブームで急成長を遂げている「DIY FACTORY」から発売されているクランプ鉄脚。

地面に向かって少しずつ細くなっていくデザインは、クランプ鉄脚の元祖「FLOYD LEG / フロイドレッグ」に似ていますが、質感やテイストはインダストリアルで無骨な仕上りとなっています。

インダストリアルなデザイン

アイアン素材をそのまま生かした「黒皮鉄仕上げ」なので、古材天板との相性も抜群。「インダストリアルテイストが強いテーブルを造りたい」という人は「DIY FACTORY」のクランプ鉄脚がおすすめです。

ちなみに、現在では2種類の高さから選ぶことができるようになっているので「ローテーブルとダイニングテーブルのデザインを合わせたい」といった人にもおすすめです。

 

クランプ鉄脚『Giraffe』

ジラフ

最後に紹介するのは、アイアンを使った家具を多く製作している「MUKUMO / ムクモ」から発売されているクランプ鉄脚『Giraffe』です。

鉄脚の見た目を「キリンの首」に見立てて命名したのでしょうか。

なんか見たことあるなぁと思ったら、最初に紹介した「FCLUMP LEG / エフクランプレッグ」に形状がそっくり。

発売日を見てみると「クランプ鉄脚『Giraffe』」は、ムクモが運営しているブログ内で「2016年1月30日」に発売発表を行っているため、「Dichotomic」から発売されている『FCLUMP LEG / エフクランプレッグ』から約5ヶ月遅れでの発売となっています。

ただ、ムクモさんから発売されている「クランプ鉄脚『Giraffe』」は、「意匠権」を取得しているとのこと。

■ 意匠権とは?

「新規性と創作性があり、美感を起こさせる外観を有する物品の形状・模様・色彩のデザインの創作についての権利をいう。 」

出典:意匠権 - Wikipedia

・・・・あれ?これって何かおかしい気が・・・・。

商標出願で話題となった「ピコ太郎さん」の時みたいに、意匠権というのは早いモノ勝ちなんでしょうか?

というより、他社が販売を行っている時点で「新規性」「創作性」は失われていますよね。

こういった権利関係の話は色々とあるんだと思いますが、最初に考案した「Dichotomic」の商品が尊重されるのべきだと思うので、クランプ鉄脚で選ぶなら「FCLUMP LEG / エフクランプレッグ」をおすすめです!

giraffe002

いや、「オリジナルのマークがついているから違うのか」とも思ったんですが、そんなわけないか。。。

まとめ

2017年現在、国内で購入することができるクランプ鉄脚を紹介してみましたがいかがだったでしょうか?

やはりおすすめなのは、国内初のクランプ鉄脚「FCLUMP LEG / エフクランプレッグ」。シンプルながらも無骨なデザインは、どんな家具にも合わせやすく、室内から野外まで使う人によって使い方を色々と選べるのは嬉しいポイントです。

また、「Dichotomic」から発売されているもう一つの鉄脚「CRUTCH LEG / クラッチレッグ」も、安定感のある造りとデザイン性の高さは捨てがたいところではありますね。

そしてもう一つのクランプ鉄脚「DIY FACTORYさん」のクランプタイプに関しては、天板を包み込むようなゴツイ質感が魅力。インダストリアルな質感をさらに強く押し出したい方におすすめしたいデザインとなっています。

まだまだ販売されている数は少ないですが、これからも新しいクランプ鉄脚が発売されることに期待したいですね!

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