家具の選び方

<国内>家具の材料となる「国産木材」の種類と特徴

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家具の材料となる「国産木材」の種類と特徴

インターネットで家具を探している時、使用木材についての説明を読んでも、具体的によく分からないといったことはありませんか?

もし木材についての基本的な予備知識があれば、自分の求める品質の家具を選びやすくなるのではないでしょうか。

そこで今回は「家具の材料となる「国産木材」の種類と特徴」について解説したいと思います。

一生モノの無垢家具をお探しの方は是非、家具選びの参考にしてみてください。

【 関連記事 】 「<海外>家具の材料となる「輸入木材」の種類と特徴」

※「比重」とは、同じ体積の水に対する重さの割合です。比重が高ければ高いほど単純に重くなります。
 

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家具の材料となる「国産木材」の種類と特徴

杉 スギ

杉の特徴

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:低い
  • 強度:低い
  • 色調:鮮やかな木目が特徴的。心材(中心部分)は赤褐色、辺材(端部分)は白に近く、はっきりとしたコントラストで分かりやすい。また香りも良い。
  • 比重:約0.4(軽い)

日本を代表する木材で、戦後に全国各地で大規模な植林が行われたこともあり、安価な木材として知られています。

色のばらつきが強く、さらに傷付きやすいので家具の材料にはあまり向かないものとされていますが、工事現場の足場板として使われていたものを、「杉古材」としてヴィンテージテイストなアイアン家具の材料に再利用するケースも見られます。

また、傷付きやすい杉の特性を逆手にとり、その傷を古材の個性として捉え、家具を製作しているブランドもあります。
 

檜 ヒノキ

ヒノキの性質

  • 加工性:普通
  • 耐朽性:とても高い
  • 強度:普通
  • 色調:木目が美しく、香りもとても良い。表面は綺麗で艶がある淡い黄白色
  • 比重:0.4~0.45(やや軽い)

成長が遅いため、高価な木材として知られていますが、総合的な耐久力に優れるため、古来から著名な仏閣の建築材として重宝されてきました。

また、ヒノキ無垢材家具の香りは、リラックス効果があることでも知られ、非常に人気の高いものとなっています。
 

椈 ブナ

ブナの性質

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:低い
  • 強度:高い
  • 色調:木目は分かりにくく、細やかな肌目。淡い褐色で小さな斑点がある。
  • 比重:約0.6(重い)

湿地帯に巨大なブナ林を作ることがあり、国内では特に青森県の白神山地が有名です。

"曲げ加工"に向いているので、デスクやテーブル、椅子などの「脚物家具」によく使用されていますが、輸入木材の「ビーチ」と同種・同性質のため、近年では専ら安価なビーチの方が主流となっています。

樹は最大で高さ30m、直径1,5mにまで大きくなり、非常に高い保水力で森を守ります。
 

桐 キリ

桐の特性

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:普通
  • 強度:低い
  • 色調:薄い灰色がかった白色
  • 比重:約0.3(とても軽い)

断熱性に非常に優れ、伝統的なタンスの材料として有名。

木材としての狂いが少ないため、精度が出しやすいのが特徴。
引き出しのあるタンスなどの箱物に向いています。

また、適度な湿度調整も行ってくれるので、洋服へのカビの発生も防いでくれます。

昔、女の子が生まれるとキリの木を植え、結婚する際にそのキリを材料にタンスを作って嫁入り道具にするという風習がありました。
 

胡桃 クルミ

クルミの特徴

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:高い
  • 強度:高い
  • 色調:木目が美しい。心材は深い褐色、辺材は灰色がかった白
  • 比重:約0.5(やや重い)

クルミは、英語名で「ウォールナット」のことを指します。

ウォールナットと同様に、茶褐色な色味が特徴で、衝撃に強く、塗装加工もしやすいので、様々な家具に使用されています。

ただ、現在では、非常に貴重な高級木材として世間一般にはあまり出回らなくなっています。

ちなみに、輸入材の「ウォールナット」と同種になりますが、輸入されているのは「ブラックウォールナット」と呼ばれる、色味が濃い木材が主。

こちらも高級家具に使われており、世界的にもとても高い人気を誇っています。

「ブラックウォールナット」を使用した家具ブランドでは、「Master Wall / マスターウォール」が有名です。
 

楢 ナラ

ナラの性質

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:高い
  • 強度:高い
  • 色調:灰褐色
  • 比重:約0.7(とても重い)

シックで洋風な家具に最適で、北海道北部などの非常に寒い地域のモノが特に良質とされています。

家具の他にも、丈夫さを活かして鉄道の枕木や、ウイスキーの樽などにも使われています。

ちなみに海外では「ジャパニーズオーク」の名で通っています。
 

楡 ニレ

ニレ素材

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:高い
  • 強度:やや高い
  • 色調:淡い褐色
  • 比重:約0.6(重い)

綺麗な木目が特徴です。

堅さは「ナラ」や「ブナ」と比べるとやや劣りますが、割れにくい特性のため、家具にも多く使われており、その他にも、太鼓の胴や、彫刻材、枕木としても活躍しています。

樹は大きいもので高さ30mにまで育ちます。
 

梻 タモ

タモの特徴

  • 加工性:高い
  • 耐朽性:普通
  • 強度:やや高い
  • 色調:黄色がかった褐色
  • 比重:約0.7(とても重い)

「ナラ」とよく似ていますが、やや色味が明るいのが特徴。

価格も「ナラ」と比べてやや安価です。

加工しやすいので家具材として人気で、特にナチュラルテイストな家具に最適です。

無印良品で販売されている家具に多く使われています。

また、弾力性があるため、野球のバットの材料としても知られています。
 

竹 タケ

竹の種類

  • 加工性:とても高い
  • 耐朽性:普通
  • 強度:やや高い
  • 色調:白もしくは薄い褐色
  • 比重:約0.6(重い)

スギなどと並んで馴染みのある木です。

特有の素材感を持っており、加工もしやすいため、様々なデザインの家具が作られています。

また、抗菌・脱臭作用や、独特の香りによって、リラックス効果が期待できます。

成長がとても早く、枯渇の心配が無いため、環境に優しい新材として近年注目を浴びています。
 

まとめ

「<国内>家具の材料となる「国産木材」の種類と特徴」いかがでしたでしょうか。

お馴染みの「杉」から、新素材として注目を集めている「竹」まで様々でした。

海外産と比べると、繊細で香りの良いものや、吸湿性、耐水性のあるものまで、日本の気候に合わせた木材が多いような気がします。

また、国産木材家具は生産も国内となるため、クオリティが高く、安心感も強いのでおすすめです。

この記事では「国産木材の種類」に限定して紹介しましたが、外国から輸入された木材の種類について解説した記事もあるので、是非参考にしてみてください。

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